府士会員、センター会員、市区町村士会員の学術活動、臨床活動、研究活動に資する、学会・研修会・講習会等の開催情報を掲載しています。
目 的:「理学療法士」という仕事が生まれてから50年以上が経過し、その間に人々の生活や社会環境は大きく変化しました。多様化するニーズに応えうる理学療法士を育成していくため、2022年度より生涯学習制度をリニューアルしました。今まで以上に、国民に対して理学療法士という専門職の質を保証するために、「5年ごとの更新制」を取り入れることで、生涯にわたり知識・技術の維持・向上が可能となる制度設計を行っています。
「登録理学療法士」を基盤とし、自らの専門性をさらに高めたい理学療法士への動機づけとなる「認定理学療法士」・「専門理学療法士」の制度を構築します。
認定・専門理学療法士制度は、より専門性の高い臨床技能を有する「スペシャリスト」、いわば個性の育成プログラムです。
到達目標:
・脳卒中の理学療法に必要となる病態生理を理解し、診断や治療、予後予測について説明することができる。
・理学療法ガイドライン等を理解し、評価や治療介入を実践することができる。
・病期、障害に即した理学療法を説明し、実施することができる。
・脳卒中の発症予防や重症化予防、再発予防の考え方やその方法を理解し、説明することができる。
・患者、家族に対し、適切な理学療法指導、教育を実施することができる。
・活用できる社会資源を理解するとともに、自立支援および疾病管理について説明することができる.
カリキュラム・講師一覧
必須科目
1 正常な構造・機能と疾病の基礎:中山 直樹 (四国医療専門学校)
2 医学的診断と治療介入:末吉 恒一郎 (大浜第二病院)
3 理学療法介入の意義と理学療法士の役割:森下 健 (大阪回生病院)
4 疾患によって生じる障害とその評価および予後予測:森下 健 (大阪回生病院)
5 脳卒中後の運動機能障害に対する理学療法:森 憲一 ((株)リハ・コンディショニングセンター)
6 脳卒中後の高次脳機能障害に対する理学療法:末吉 恒一郎 (大浜第二病院)
7 脳卒中後の活動・参加制限に対する理学療法:春本 千保子 ((株)リハ・コンディショニングセンター)
8 早期離床と合併症予防のための急性期理学療法:塩見 太一朗 (大阪回生病院)
9 機能回復と日常生活活動自立に向けた回復期理学療法:高橋 郁美 (大阪回生病院)
10 在宅生活の充実と社会参加促進のための生活期理学療法:春本 千保子 ((株)リハ・コンディショニングセンター)
11 終末期における理学療法:山中 大輝 (かなえるリハビリ訪問 看護ステーション都)
12 自立支援や疾病管理の補助具:森下 健 (大阪回生病院)
13 発症予防、重症化予防、再発予防:坂本 和則 (千葉大学医学部附属病院)
14 患者・家族教育の意義とその方法:春本 千保子 ((株)リハ・コンディショニングセンター)
15 社会資源の活用:才 寛史 (株式会社ナッセ ナッセケアベイス宝塚)
選択科目
1.疾病・障害特異的理学療法の実際(技術編1) (脳画像評価の実際):塩見 太一朗 (大阪回生病院)
2.疾病・障害特異的理学療法の実際(技術編2) (リスク管理の実際):森下 健 (大阪回生病院)
3.疾病・障害特異的理学療法の実際(技術編3) (歩行再建の実際):森 憲一((株)リハ・コンディショニングセンター)
4.疾病・障害特異的理学療法の実際(技術編4) (ニューロモデュレーションの実際): 選択なし
5.疾病・障害特異的理学療法の実際(技術編5) (装具療法の実際):北山 哲也 (甲斐リハビリテーション クリニック)
6.疾病・障害特異的理学療法の実際(技術編6) (上肢トレーニングの実際):森 憲一 ((株)リハ・コンディショニングセンター)
7.疾病・障害特異的理学療法の実際(技術編7) (ロボット療法の実際):選択無し
8.疾病・障害特異的理学療法の実際(技術編8) (予後予測の実際):相星 裕生 (履正社国際医療スポーツ専門学校)
目 的:「理学療法士」という仕事が生まれてから50年以上が経過し、その間に人々の生活や社会環境は大きく変化しました。多様化するニーズに応えうる理学療法士を育成していくため、2022年度より生涯学習制度をリニューアルしました。今まで以上に、国民に対して理学療法士という専門職の質を保証するために、「5年ごとの更新制」を取り入れることで、生涯にわたり知識・技術の維持・向上が可能となる制度設計を行っています。
「登録理学療法士」を基盤とし、自らの専門性をさらに高めたい理学療法士への動機づけとなる「認定理学療法士」・「専門理学療法士」の制度を構築します。
認定・専門理学療法士制度は、より専門性の高い臨床技能を有する「スペシャリスト」、いわば個性の育成プログラムです。
到達目標:
・スポーツ外傷・障害に対する理学療法に必要となる病態整理を理解し、診断や治療、予後予測について説明することができる。
・スポーツ理学療法に関するガイドライン等を理解し、評価や治療介入を実践することができる。
・病期、障害に即した理学療法を説明し、実施することができる。
・スポーツ外傷・障害の発生予防や重症化予防、再発予防の考え方やその方法を理解し、説明することができる。
・患者、家族、チームスタッフに対し、適切な理学療法指導、教育を実施することができる。
・活用できる社会資源を理解するとともに、自立支援および疾病管理について説明することができる。
・障がい者スポーツと理学療法との関わりを理解し、適切な支援を実施することができる。
必須科目
1 スポーツ理学療法 総論:山口 宗明(履正社医療スポーツ専門学校)
2 医学的診断と治療介入:木下 和昭(四条畷学園大学)
3 スポーツ外傷・障害の機能評価:島 樹(西大阪訪問看護ステーション サテライト大正)
4 アンチドーピング:東山 学史(大阪回生病院)
5 スポーツ外傷の急性期対応:射場 一寛(清恵会 第二医療専門学校)
6 スポーツ外傷・障害のアスレティックリハビリテーション:柴 大樹(やす整形外科クリニック)
7 スポーツ外傷・障害の発生・再発予防のための理学療法:東山 学史(大阪回生病院)
8 パフォーマンス向上のための介入とその方法:森 憲一(株式会社 リハ・コンディショニングセンター)
9 スポーツ外傷・障害への理学療法 上肢:西河 和也(やす整形外科クリニック)
10 スポーツ外傷・障害への理学療法 下肢:佐伯 訓明(ほしやま整形外科医院)
11 スポーツ外傷・障害への理学療法 頭頚部・体幹:山口 宗明(履正社医療スポーツ専門学校)
12 患者・家族教育の意義とその方法:木下 和昭(四条畷学園大学)
13 スポーツ用装具・テーピング・物理療法とその活用:能登 洋平(カナフレックス硬式野球部)
14 障がい者スポーツ 総論:島 樹(西大阪訪問看護ステーション サテライト大正)
15 障がい者スポーツ 障害別各論:東山 学史(大阪回生病院)
選択科目
1 技術編1 画像評価の実際:木下 和昭(四条畷学園大学)
2 技術編2 救急対応の実際:東山 学史(大阪回生病院)
3 技術編3 スポーツ用装具・テーピング 上肢・体幹 :能登 洋平(カナフレックス硬式野球部)
4 技術編4 スポーツ用装具・テーピング 下肢:能登 洋平(カナフレックス硬式野球部)
5 技術編5 物理療法:能登 洋平(カナフレックス硬式野球部)
6 技術編6 スポーツ選手に対する徒手療法:森 憲一(株式会社 リハ・コンディショニングセンター)
7 技術編7 パフォーマンス向上・予防トレーニングの実際:姜 承燁(やす整形外科クリニック)
8 技術編8 障がい者スポーツの競技・障害別対応の実際:島 樹(西大阪訪問看護ステーション サテライト大正)
講師:大浦啓輔 先生
概要:高齢化により理学療法は循環器疾患だけではなく、整形外科・脳血管疾患で循環器疾患を合併している患者へ実施することが増加している。これは理学療法時のリスク管理が重要になっていることを示している。リスク管理は、単に血圧や心拍数を計測することだけではなく、病態を理解し治療などを理解することである。本講習会では高齢者の循環機能や循環器疾患の病態とリスク管理や介入方法に関して概説する。
後期研修のC項目(領域別研修)の一環を、生涯学習センターでは府内の身近な講師で、リアルタイム講義で開催いたします。興味津々の多様なテーマが揃っており、この内容で一コマ300円です。後期研修履修中の皆様は無論、どなたでも広くご参加ください。また、センター独自の講師バンク制度に基づく講師陣となっており、将来、講師を経験したい方は、ぜひご参加いただければと思います。
テーマ:「脳卒中片麻痺患者における地域理学療法」
講師:櫻井 礼貴 氏(大阪たつみリハビリテーション病院)
令和5年度 豊中市理学療法士会学術局主催 脳卒中研修会③
テーマ:『脳卒中片麻痺者の歩行トレーニングの質を高めるための様々な工夫』
講師:中谷 知生先生(宝塚リハビリテーション病院)
講師:上田 哲也 氏(大阪公立大学)
病院からの退院後支援に関して、地域包括ケアシステム内での病院の役割を再考し、理学療法士に求められていることを確認する。具体的な退院支援を、住環境整備に焦点を当て、臨床的側面、また研究的側面からも学習する。
講義1「急性期脳卒中患者における理学療法 」
講師:岸和田リハビリテーション病院 嘉摩尻伸(RPT)
講義2「回復期から在宅における脳卒中患者の理学療法 」
講師:岸和田リハビリテーション病院 山田良(RPT)
講義1
リスク管理及び予後予測に関する急性期理学療法に必要な知識を講
講義2
本講義では,歩行障害と脳卒中後疼痛に対する理学療法について講
講師:宮下 創氏(星ヶ丘医療センター)
本研修会では頚髄および脊髄完全損傷者の動作の基本となるプッシュアップや不全損傷者に対する歩行再建アプローチのポイントとコツについてお伝えします。また回復期ならではの脊髄損傷者の退院支援の難しさを皆さまと共有し、当院で行なっている退院支援について情報提供させていただきます。
後期研修のC項目(領域別研修)の一環を、生涯学習センターでは
テーマ:「維持期における脳卒中片麻痺の理学療法」
講師:森田 隆剛 氏(城山病院)
テーマ:呼吸理学療法の実際〜慢性呼吸不全の病態把握と実践的ア
目的:慢性呼吸不全の身体所見・検査所見からの病態把握と呼吸理
内容:
呼吸器疾患の病態把握:中村孝人(奈良県西和医療センター 副院長)
COPDの呼吸理学療法:堀竜次(森ノ宮医療大学 教授)
在宅での呼吸リハビリテーション:一宮晶(イチタス訪問看護ステ
慢性呼吸不全の運動療法再考:嶋崎勇介(三重大学医学部附属病院 理学療法士)
実技(視診,触診,聴診,コンディショニングテクニック,呼吸介
:北村優友,山本准,橋爪稚乃(JCHO星ヶ丘医療センター 理学療法士)
堀竜次(森ノ宮医療大学 教授)
臨床で働きながら労働者の健康に貢献できる理学療法士の新しい活
①「臨床の理学療法士が産業理学療法を始める前に押さえておくべ
講師:岡原 聡(大阪急性期・総合医療センター)
②「医療従事者の労働災害予防に向けた理学療法士の専門性とその
講師:高尾 弘志(大阪急性期・総合医療センター)
③「勤労者の痛みの予防や健康維持のためのアプローチ」
講師:西田 憲司(医療法人翔寿会 こんどう整形外科クリニック)
④「回復期リハビリテーション病棟での復職に向けたリハビリ支援
講師:福谷 克基(大阪急性期・総合医療センター)
講師:峯 貴文氏(信原病院)
肩関節は解剖学的関節である肩甲上腕関節、肩鎖関節、胸鎖関節と機能的関節である第2肩関節、肩甲胸郭関節で構成される複合体であり、人体の中でも自由度が高い関節である。肩関節障害は、肩関節複合体の協調性が破綻することで生じることから、肩関節疾患の病態を理解する上で機能解剖を理解しておくことは重要である。今回は臨床場面で必要となる肩関節の機能解剖を理解し、主に肩関節周囲炎の機能障害との関連性を確認しながら必要となる評価と理学療法のポイントについて述べる。
後期研修のC項目(領域別研修)の一環を、生涯学習センターでは
テーマ:「投球障害肩における理学療法評価と治療」
講師:稲田 竜太 氏(運動器ケア しまだ病院)
講師:文野 住文氏(関西医療大学)
EBPT(Evidence-based Physical Therapy)の実践におけるプロセスとして、臨床問題や疑問に関する情報の検索、得られた情報の批判的吟味があります。エビデンスを適切に臨床に活用するためには、自身の疑問点を整理し、疑問点を扱った文献を検索し、論文を読み・正しく解釈する能力が求められます。そのためには、統計学をはじめとする研究法の知識が必要不可欠です。本研修会では、論文を正しく理解するために押さえておきたい統計学の基礎についてお話させていただきます。
テーマ:腰痛に対する理学療法評価
内容:国民生活基礎調査によると、腰痛は有訴者率1位という状況
講師:宮前 直希 氏(大阪晴愛病院)
テーマ:脊髄損傷者の性について
講師:佐藤 航平 (北海道せき損センター)
テーマ:脳血管障害の方の上肢とバランスについての臨床的思考
講師:山田賢一(守口生野記念病院)、園野祐輔(門真介護医療院
講師:日高 正巳氏(兵庫医科大学)
データに基づいて治療効果を論じることが大切になってきている今日、統計に関する知識は重要である。数値はその解釈によって、時に違った顔を持つことになる。「2種類の理学療法の効果に差がある。」「要因の間に関係がみられる」などの結果についても、どの程度の影響力を持つものなのかということを併せて理解していくことが大切である。統計結果に騙されないように、数値を捉えるポイントを含めて紹介させていただく予定である。
テーマ:枚方市理学療法士会主催 神経系・片麻痺勉強会「アウトカム標準化に向けた療法士連携の取
講師:金起徹(川口脳神経外科リハビリクリニック)、早瀬裕之(
※本講習会は認定臨床教育者(Basicコース)修了者のみに受
認定臨床教育者講習会(Basic)を修了した者の2nd stepとして
臨床実習における学生評価の目的と手法を理解し、
評価結果を踏まえて指導計画の立案が出来るようになることを目標
座学、演習で理解を深めていきます。
<当日の講義内容>
講義①「学生評価の種類と役割)」
講師:日高正巳(日本リハビリテーション臨床教育研究会 副会長)
講義②「形成的評価と指導計画(総論)」
講師:日高正巳(日本リハビリテーション臨床教育研究会 副会長)
講義③「形成的評価と指導計画(各論)」
講師:山下昌彦(日本リハビリテーション臨床教育研究会 理事)
演習①「運動スキル指導場面における形成的評価と指導(演習)」
演習②「認知スキル指導場面における形成的評価と指導(演習)」
神経リハビリテーションの未来を考える (主催:兵庫県理学療法士会研修部)
神経リハビリテーションの第一線でご活躍される各講師が医師、理
午前セッション
9:50~10:50
伊佐正 先生(京都大学医学研究科長)
『機能回復の脳科学ー残された脳を活かすにはー』
10:50~11:50
當山峰道 先生(藤田医科大学リハビリテーション科講師)
『中枢神経損傷後の神経再編』
11:55~12:25 トークセッション
午後セッション
13:25~14:25
内山侑紀 先生(兵庫医科大学医学部リハビリテーション医学講座
准教授 医局長)
『当院における最新のリハビリテーション治療』
14:25~15:25
森岡周 先生(畿央大学大学院健康科学研究科主任・教授)
『Modern Physical Medicine and Rehabilitation -神経理学療法
(士)の羅針盤-』
15:30~16:00 トークセッション
テーマ:肩関節の機能解剖 ~鏡視下腱板修復術後の理学療法について~
内容:肩関節の基礎知識から動きのメカニズム、当院での肩関節疾
講師:角谷 優介 氏(泉南大阪晴愛病院)
第 4 回北支部新人症例発表会は、社会状況を鑑みて、完全対面方式で開
若手理学療法士による症例報告および、発表者と座長間での要点整
つきましては、是非中堅層以上の先生方にも多くご参加をいただき
本年度も新人症例発表会を4支部にて実施いたします。参加申し込
テーマ:脊髄損傷者の車いす・クッションについて
講師:延本 尚也 (兵庫県立リハビリテーション中央病院)