府士会員、センター会員、市区町村士会員の学術活動、臨床活動、研究活動に資する、学会・研修会・講習会等の開催情報を掲載しています。
年に一度、全国より各領域のトップランナーを講師にお招きする生
今回は、運動器(肩関節)および呼吸障害のハンズオンセミナーを
多数のご参加をお待ちしております。
後期研修のC項目(領域別研修)の一環を、生涯学習センターでは府内の身近な講師で、リアルタイム講義で開催いたします。興味津々の多様なテーマが揃っており、この内容で一コマ300円です。後期研修履修中の皆様は無論、どなたでも広くご参加ください。また、センター独自の講師バンク制度に基づく講師陣となっており、将来、講師を経験したい方は、ぜひご参加いただければと思います。
テーマ:「神経筋疾患の評価と治療 -パーキンソン病への関わり方を中心に-」
講師:福本 悠樹 氏(関西医療大学)
講師:西川 正一郎氏(葛城病院)
患者や利用者の高齢化が進む医療や介護の現場では、高齢化に伴う様々な問題が顕在化しています。その代表例が、摂食嚥下障害です。 理学療法士はリハビリテーション専門職ですが、高いレベルで摂食嚥下障害の評価と治療ができるわけではありません。しかし、介護施設や訪問リハビリテーションの現場では、職種に限らず摂食嚥下障害に関する評価や対応が求められることが多く、その対応に難渋した経験はありませんか? 本セミナーでは、摂食嚥下障害に必要な知識と実践方法についてお話します。
後期研修のC項目(領域別研修)の一環を、生涯学習センターでは府内の身近な講師で、リアルタイム講義で開催いたします。興味津々の多様なテーマが揃っており、この内容で一コマ300円です。後期研修履修中の皆様は無論、どなたでも広くご参加ください。また、センター独自の講師バンク制度に基づく講師陣となっており、将来、講師を経験したい方は、ぜひご参加いただければと思います。
テーマ:「運動器疾患における慢性疼痛のメカニズムとその関わり方」
講師:川﨑 友祐希 氏(喜馬病院)
講師:清久 昌利氏(ももの木訪問看護ステーション貝塚)
『在宅要介護高齢者の活動と参加を促していくことは私自身も非常に難しいなと、毎日の業務の中で痛感しているのが現状です。訪問リハビリに従事して20年近くなりますが、うまくいくとき、うまくいかないときなど、利用者によって様々です。利用者を取り巻く家族とケアマネはじめ多職種で連携を深めていき、利用者から信頼を築いていくことで、目標に近づいていけると感じています。その中で、理学療法士の専門性とは何かを伝えていきたいです。』
後期研修のC項目(領域別研修)の一環を、生涯学習センターでは府内の身近な講師で、リアルタイム講義で開催いたします。興味津々の多様なテーマが揃っており、この内容で一コマ300円です。後期研修履修中の皆様は無論、どなたでも広くご参加ください。また、センター独自の講師バンク制度に基づく講師陣となっており、将来、講師を経験したい方は、ぜひご参加いただければと思います。
テーマ:「循環器疾患のリスクマネジメント」
講師:笠井 健一 氏(松下記念病院)
後期研修のC項目(領域別研修)の一環を、生涯学習センターでは府内の身近な講師で、リアルタイム講義で開催いたします。興味津々の多様なテーマが揃っており、この内容で一コマ300円です。後期研修履修中の皆様は無論、どなたでも広くご参加ください。また、センター独自の講師バンク制度に基づく講師陣となっており、将来、講師を経験したい方は、ぜひご参加いただければと思います。
テーマ:「脳卒中患者の筋緊張異常に関する評価と解釈」
講師:實光 遼 氏(介護老人保健施設ヴァンベール)
講師:石垣 智也氏(名古屋学院大学)
本研修会では要介護高齢者を対象としたエビデンスを考慮した地域理学療法について、以下の内容を学習します。
1. 要介護高齢者の身体活動量に着目する必要性と意義
2. 介護高齢者に推奨され得る身体活動量
. 健康行動とセルフマネジメントの理解
4. 社会参加・身体活動量・QOLの相互関係
5. 訪問・通所の特徴を踏まえた支援方法
講師:松田 淳子氏(大阪行岡医療大学)
脳血管障害における脳画像の臨床評価は、今や理学療法士にとって欠くことができない評価項目の一つです。目の前の患者さんが示す症状がなぜ起こっているのか、これからの経過はどうなっていくのか、同じ診断名の患者さんなのに回復が異なるのはなぜなのか、脳画像は様々な情報を与えてくれます。患者さんの病態を理解するために必要な画像のみかたを基本的な脳の構造と機能と共にお話しします。
講師:森 公彦氏(関西医科大学)
脳卒中患者が立ち上がり動作を獲得するために、本研修では、動的座位機能の基盤となる体幹機能の評価や麻痺肢への荷重を誘導する方法を提示します。 pusher現象を伴う姿勢障害や半側空間無視などの高次脳機能障害がある患者における視空間認知と多感覚情報の統合の重要性についても理解を深めます。
講師:宮下 創氏(星ヶ丘医療センター)
本研修会では頚髄および脊髄完全損傷者の動作の基本となるプッシュアップや不全損傷者に対する歩行再建アプローチのポイントとコツについてお伝えします。また回復期ならではの脊髄損傷者の退院支援の難しさを皆さまと共有し、当院で行なっている退院支援について情報提供させていただきます。
講師:峯 貴文氏(信原病院)
肩関節は解剖学的関節である肩甲上腕関節、肩鎖関節、胸鎖関節と機能的関節である第2肩関節、肩甲胸郭関節で構成される複合体であり、人体の中でも自由度が高い関節である。肩関節障害は、肩関節複合体の協調性が破綻することで生じることから、肩関節疾患の病態を理解する上で機能解剖を理解しておくことは重要である。今回は臨床場面で必要となる肩関節の機能解剖を理解し、主に肩関節周囲炎の機能障害との関連性を確認しながら必要となる評価と理学療法のポイントについて述べる。
講師:文野 住文氏(関西医療大学)
EBPT(Evidence-based Physical Therapy)の実践におけるプロセスとして、臨床問題や疑問に関する情報の検索、得られた情報の批判的吟味があります。エビデンスを適切に臨床に活用するためには、自身の疑問点を整理し、疑問点を扱った文献を検索し、論文を読み・正しく解釈する能力が求められます。そのためには、統計学をはじめとする研究法の知識が必要不可欠です。本研修会では、論文を正しく理解するために押さえておきたい統計学の基礎についてお話させていただきます。
講師:日高 正巳氏(兵庫医科大学)
データに基づいて治療効果を論じることが大切になってきている今日、統計に関する知識は重要である。数値はその解釈によって、時に違った顔を持つことになる。「2種類の理学療法の効果に差がある。」「要因の間に関係がみられる」などの結果についても、どの程度の影響力を持つものなのかということを併せて理解していくことが大切である。統計結果に騙されないように、数値を捉えるポイントを含めて紹介させていただく予定である。
講師:本田 寛人氏(四條畷学園大学)
糖尿病によって引き起こされる「糖尿病足病変」は、ケアを怠ると潰瘍や壊疽を発生させて最終的に足の切断に至ることから、その予防と対策が重要となっています。2022年4月より運動器リハビリテーション料の対象疾患に糖尿病足病変が含まれることになり、今後理学療法士が積極的に関わる機会が増えることが期待されます。本研修では、糖尿病足病変に関する基礎知識を整理し、理学療法士によるアプローチ方法などについて解説します。
講師:相田 利雄氏(大阪国際がんセンター)
COPDの主たる症状は,慢性的な咳や痰,労作時の息切れであり,病態が進行すると呼吸困難のために日常生活が制限され、身体活動性の低下をきたします。 身体活動性の重要性を示すエビデンスが蓄積されてきており、身体活動性の低下がCOPD全死亡の最大の関連因子であることや良好な身体活動性が疾患の進行予防に関連することも報告されている。 本講義では、理学療法士が行なえる身体活動性の向上に向けたセルフマネジメント教育について紹介したいと思います。
講師:井澤 和大(神戸大学)
生活習慣病の蔓延や高齢化が世界的に進み、狭心症、急性心筋梗塞、そして心疾患の終末像である心不全患者は急増しています。それらに対する疾病管理プログラムとして患者教育・生活指導と運動療法を系統的に行う、包括的心臓リハビリテーションプログラムの導入が推奨されています。本講義では、心不全患者を診させていただく際に必須である病態理解・フィジカルアセスメントに焦点を定めて述べたいと思います。
講師:永井 宏達氏(兵庫医科大学)
フレイルの予防と改善には様々な因子が関連しており、生活習慣全般の改善に向けた多職種でのアプローチが必須である。一方で、フレイルの保護因子の中でも身体活動のインパクトは大きく、いかに対象者の活動を支援していくかが理学療法士としての重要な役割となる。本講演では、フレイル対策を進める上で知っておきたい基礎的な情報から、最新のエビデンスをもとにしたアプローチの考え方、地域活動の実践について紹介する。
講師:山上 拓氏(大阪鉄道病院)
講師:吉川 創氏(わかくさ竜間リハビリテーション病院)
所属する部署や、人との協働を促すマネジメントに悩んでいる管理者は多いと思います。また、多様な人材がいる中での職場内教育も、時代とともに難しさを増しているのではないかと考えられます。職場内で管理的立場に立つ人やリーダー的立場の人たちが、スタッフの仕事に対するやる気と臨床技術を高めるための職場環境作りを、皆さんと一緒に考える場になるよう実践例を踏まえながら提示出来ればと思います。
講師:岩田 健太郎氏(神戸市立医療センター中央市民病院)
本格的な超高齢社会を迎える中、多疾患・重複障害を持つ患者の増加など、疾病構造の変化を踏まえ、リハビリテーション医療の分野においてもこれまでの疾患別・病期別のリハビリテーションモデルから、全身・全体像を把握するリハビリテーションモデルの構築が求められています。特に近年は内部障害(心臓、呼吸、腎臓、肝臓など内部機能障害の総称)を持つ患者が増加し、今後も増え続けると予想されています。急性期の在院日数は10日を切ろうとしており、退院後の患者にとって、回復期・生活期も、もはや急性期です。急性期病院では、なにかあっても救急対応が可能ですが、回復期・生活期は医師・看護師の関与が減り、そうはいきません。つまり、理学療法士のリスク管理能力がより求められます。ベッドサイドで、安全かつ積極的に理学療法を実施するための一助となれば幸いです。