- カリキュラムコード:
- 区分: 7|84 骨関節障害
人工膝関節置換術後の歩行をどうとらえるか〜バイオメカニクスと運動協調性の観点から〜
講師:阿南雅也(大分大学)
【講義概要】
人工膝関節置換術(TKA)後の歩行改善には,疼痛軽減のみならず,運動パターンおよび関節運動の協調性の改善が重要となる.TKA後には,膝硬直歩行や大腿四頭筋回避歩行といった異常歩行がみられ,痛みの消失後も運動協調性の回復不全により持続する場合がある.本研修では,TKA後の歩行特性とバイオメカニクス的背景を整理し,変形性膝関節症における運動協調性変容の知見をもとに,TKA後に残る運動協調性低下の可能性を臨床的に考察する.さらに,荷重応答期の膝関節屈曲運動や下肢の運動連鎖に着目し,運動協調性の再学習を促す理学療法的アプローチを紹介する.TKA患者の運動機能の改善とQOL向上に資する実践的知見を提供することを目的とする.
開催日時 | 2026年1月8日(木) |
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開催場所 | WEB開催 |
対象 | 協会会員 |
履修目的 | 登録理学療法士更新,認定・専門理学療法士更新 |
定員 | 500名 |
参加費 | 協会会員:1,500円 |
備考 | セミナー番号:145308 【開催形式】 |
申込期間 | 研修会開催の2日前まで(クレジットカードの場合) |
申込方法 | 事前申込 日本理学療法士協会会員マイページよりお申し込みください。 主催者による「キャンセルポリシー(https://pt-osk.or.jp/cancel/)」に基づき、自己都合による申込後のキャンセル(返金)は一切しておりません。ご予定が確定されてからお申し込みください。 |
お問い合わせ先 | seminar@pt-osk.or.jp(生涯学習センター主催研修会事務局) |