講師:中谷知生 先生(宝塚リハビリテーション病院)
概要:本講習会は、長下肢装具を用いた重症脳卒中片麻痺患者の歩行トレーニングをテーマに、介助歩行の基礎から応用までを丁寧に練習する実技中心の講習会です。
重症例に対する後方介助歩行は、臨床で頻繁に用いられる一方で、「どこを見て介助すればよいのか分からない」「とりあえず支えて歩かせているだけになっている」といった戸惑いを感じやすい場面でもあります。特に若手の理学療法士にとっては、** 正解が見えにくい介助技術“ ”**の一つかもしれません。
近年の研究では、同じ患者・同じ装具条件であっても、介助の仕方によって下肢の筋活動が大きく変化することが示されています。立脚中期から終期にかけての内側腓腹筋活動は、下肢の後方伸展を示す Trailing Limb Angle(TLA)と関連し、理学療法士がどのように重心を前方へ誘導するかが、筋活動の引き出し方に直結することが分かってきました。これらの違いは、経験年数や体格によるものではなく、介助動作の質そのものによって生じると考えられています。
本セミナーでは、こうしたエビデンスを踏まえつつ、・後方介助歩行の基本的な立ち位置・重心移動の「見るポイント」と「触れるポイント」・長下肢装具装着下での安全で効果的な介助方法を、一つひとつ確認しながら実技を行います。実際に介助を行い、重心移動や TLA の変化、筋反応の違いを体感することで、「なぜこの介助が必要なのか」を理解できる構成としています。
介助歩行を「ただ歩かせるための技術」から、「患者の反応を引き出す治療技術」へ。基礎を改めて整理し、応用へとつなげたい方は、ぜひご参加ください
| 開催日時 | 2026年6月21日(日)10時00分~15時30分
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| 開催場所 | 公益財団法人 田附興風会 医学研究所 北野病院
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| 対象 | 大阪市北区会員(日本理学療法士協会会員)
大阪市北区会員以外の大阪府理学療法士会員(日本理学療法士協会会員)
他府県の理学療法士協会会員・他職種
非会員
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| 履修目的 | 「登録理学療法士更新」, 「認定・専門理学療法士 取得・更新」
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| 定員 | 30人
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| 参加費 | 大阪市北区会員(日本理学療法士協会会員)4,000円
大阪市北区会員以外の大阪府理学療法士会員(日本理学療法士協会会員)4,500円
他府県の理学療法士協会会員・他職種 6,000円
非会員 9,000円
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| 備考 | 登録更新ポイント 4.5ポイント(区分6 77中枢神経疾患の理学療法)
認定・専門理学療法士 更新 点数 4.5点
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| 申込期間 | 申し込み締め切り 2026年6月13日(土)
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| 申込方法 | 事前申込
申し込み用URLからお申込み後、1週間以内に参加費を下記振込先へお振込み下さい。
ゆうちょ銀行、支店名:448、預金種別:普通、口座番号:5016548、口座名義:大阪市北区理学療法士会
振り込み確認後に正式な受講決定のご連絡を差し上げます。また、振り込み後に受講をキャンセルされる場合、返金は行いません。
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| お問い合わせ先 | 大阪市北区理学療法士会 学術部
osaka.kitaku.gakujyutsubu@gmail.com
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