- カリキュラムコード:
- 区分: 10|122 小児・発達障害の理学療法
重症心身障がい児(者)に対する理学療法
講師:榎勢道彦(四天王寺和らぎ苑)
【講義概要】
重症心身障害によってもたらされやすい諸問題として、呼吸、摂食・嚥下などの機能障害、拘縮・変形、活動制限、快適性の低下などが挙げられる。理学療法では、運動療法や姿勢保持具等を用い、発達促進や機能改善を目指し、生活の質の向上を図ることが目的となる。特に臥位、座位での姿勢制御の障害により、脊柱や胸郭の変形、拘縮が進行するため、適切な姿勢管理が重要となる。重力負荷を調整し、抗重力活動を促進することで、運動機能を改善する。また、呼吸障害の予防・管理には、個々に異なる病態を評価し、胸郭呼吸運動の発達を促進し、適切な気道クリアランス法を提供することが求められる。理学療法は、個別性を考慮し、長期的視点で展開されるべきであり、家族や他職種と連携しながら、安全で快適な生活環境を提供することが重要となる。これらの内容について、事例を交えて解説する。
開催日時 | 2025年12月18日(木) |
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開催場所 | WEB開催 |
対象 | 協会会員 |
履修目的 | 登録理学療法士更新,認定・専門理学療法士更新 |
定員 | 500名 |
参加費 | 協会会員:1,500円 |
備考 | セミナー番号:145305 【開催形式】 |
申込期間 | 研修会開催の2日前まで(クレジットカードの場合) |
申込方法 | 事前申込 日本理学療法士協会会員マイページよりお申し込みください。 主催者による「キャンセルポリシー(https://pt-osk.or.jp/cancel/)」に基づき、自己都合による申込後のキャンセル(返金)は一切しておりません。ご予定が確定されてからお申し込みください。 |
お問い合わせ先 | seminar@pt-osk.or.jp(生涯学習センター主催研修会事務局) |