研修会報告

第1回生涯学習研修集会 研修4『理学療法における臨床研究のすすめ』令和元年7月20日(土)

第1回生涯学習研修集会 研修4
『理学療法における臨床研究のすすめ―研究計画から論文執筆まで―』
開催日:令和元年7月20日(土)
講師:奥 壽郎先生・谷埜 予士次先生・松木 明好先生・三谷 保弘先生

 理学療法士になり、10数年が経ちました。これまでの私は、臨床研究についてはほぼ関わる事なく、どちらかといえば避けてきたというのが正しいいかもしれません。臨床研究については、理解を深める必要性は感じてはいましたが、一歩踏み出せずにいました。理学療法士としての経験年数が増すとともに、部下や後輩も増え、指導的立場にいる自分自身に必然的に臨床研究に関する知識不足が露呈してきました。そんな時、今回の研修会を知り、参加させていただきました。
 研修会では臨床業務の中での『なぜ?』Clinical Questionについて、改めて考える機会をいただきました。これからは患者様、利用者様の困っていることについて、深く考えることが研究としての原点であることを、現場に浸透させていきたいと思いました。今回参加した研修会がこれから具体的にどんな形で患者様、利用者様の役に立てるのかはまだ明確にはできていませんが、重要な一歩が踏み出せた気がします。

株式会社フルーション
阪上  高志