研修会報告

摂食嚥下障害研修会『理学療法士に必要な摂食・嚥下の知識と技術』令和元年5月11日(土)

生涯学習センター研修部 摂食嚥下障害研修会
『理学療法士に必要な摂食・嚥下の知識と技術』 令和元年5月11日(土)
講師:宮本 明 氏(神戸国際大学)
座長:森 憲一 氏(大阪回生病院)
会場:大阪医療福祉専門学校

 令和元年5月11日、宮本明先生による『理学療法士に必要な摂食・嚥下の知識と技術』をテーマにした研修会に参加する機会を得て、貴重なご講演を聴講させて頂きました。

 昨今、我々セラピストには更なるADLの質の向上や改善を求められる介入が必要とされ、それらに直結する食事場面を構成する基礎事項や治療手技について学ぶことは、個人の生命に触れる職務に就く者として不可欠な要素となっています。今回のご講義では、当院の回復期病棟で取り組み始めた食事場面での具体的な評価や直接的・間接的アプローチ、環境設定の手助けとなる基本的な知識から介入方法、具体的な症例提示などをご教授頂き、今後の臨床場面において有効に活かす手段を得ることが出来ました。

 今研修を通して得られたものを臨床場面に活かし、患者様にとって最適解となる選択が出来るよう努めていきたいと思います。

南川 周平(医療法人紀和会 正風病院)