住吉区理学療法士会 脳卒中研修会
【第1部】13:00-14:30
「超急性期からの脳卒中リハビリテーション」
講師:高尾 弘志 (大阪急性期・総合医療センター)
【第2部】14:40-16:10
「どうする!?脳卒中リハビリテーションとアウトカム~シームレスな関わり
を目指して」
講師:徳田 和宏 (阪和記念病院)
第1部 高尾先生より
本邦の高齢化は増加の一途を辿っており、高齢者人口は国民の1/3にも達しています。これらの高齢者が多様な疾患を有していることは皆様周知と思いますが、循環器系疾患における医療費は約20%にまで達しています。徐々に脳血管疾患による死亡者は低下傾向を示していますが、介護が必要となる主な原因として大きな割合を占めています。
介護負担軽減、機能向上に向けて超早期からのリハビリテーションが重要であることが、昨今謳われていますが果たして意味のあるものとなっているかを一緒に考えてみたいと思います。急性期リハビリテーション自体が方法論となっていないか?どのような指標を基にリハビリテーションを進めていけばいいのか?ぜひこのような観点で双方向性に皆様と情報共有、討論していきたいと考えています。
第2部 徳田先生より
昨今、Evidence based practice(EBP)に基づいた介入がリハビリテーション領域でも求められています。介入の効果を検証するためにはアウトカムが必須となります。では一体どのようなアウトカムが推奨され使用していけばいいのでしょうか?これらの理解が少しでも深まるよう進めていきたいと思います。
本講義は2部構成として考えています。第1部ではアウトカムの種類や精度を判断するための知識を確認し、先行研究も使用しながら共有したいと思います。脳卒中ガイドラインからコアアウトカムについて触れてみたいと思います。そしてアウトカムの測定から臨床へどのように活用していくか、実際の知見を交え紹介したいと思っています。
オンラインでの長丁場な講義となりますが、適度に休息もとり参加者の方に少しでも有益な時間となるよう進行したいと考えております。何卒、よろしくお願い致します。
イベント名称 | 住吉区理学療法士会 脳卒中研修会 |
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開催日時 | 令和4年2月6日(日)13:00~16:10(入室は12時50分から) |
開催場所 | オンライン開催(Zoom) |
対象 | 理学療法士、作業療法士、言語聴覚士 |
定員 | 80名程度 |
参加費 | 受講費2000円(申し込み後に、振り込み先をご案内します) |
申込期間 | 令和4年1月28日(金)まで |
申込方法 | 事前申込 Googleフォームから必要事項を入力して頂き、お申し込みをお願いいたします。追ってメールにて受講決定通知と振込先口座を併せてご案内いたします。なお振込手数料は参加者負担となります。またお振込み後のキャンセルおよびご返金はできませんので予めご了承ください。 |
お問い合わせ先 | 住吉区理学療法士会 学術局 西正史 |