摂食・嚥下障害に対する理学療法の理論と実際
当該分野では依然 言語聴覚士の分野として扱われていることが多い。しかし、誤嚥性肺炎を防止するという立場でみると、超急性期から訪問まで理学療法士の関わりが必要不可欠と考える。今回、これまでの摂食嚥下障害に対する取り組みを提示し、理学療法士が行う治療手技について概説する。講習会の到達目標は、下記とする。当該領域の生理・解剖・運動学を理解し、評価・治療に応用する。またチームアプローチとしての理学療法士の役割を理解し、次の日の臨床にて使用できる知識と技術を習得する。
1コマ目:当該領域の解剖学と治療アプローチの関係を講義。2コマ目:小児の嚥下と呼吸の関係についての講義。3コマ目:主に脳卒中後の摂食・嚥下に関わる解剖及びその神経機構。座位姿勢の作り方や食事場面への介入などを提示。姿勢調整のみではなく、徒手的理学療法を用いた治療の実際を講義する。4コマ目:口頭指示による体験学習。受講生は講師の口頭指示に従い動くことにより、嚥下治療に必要な背臥位のポジショニングと起居動作を呼吸運動と絡めて実施する。
講師:
宮本明(西九州大学大学院 生活支援科学研究科)
森憲一(おもて整形外科・骨粗鬆症クリニック)
イベント名称 | 摂食・嚥下障害に対する理学療法の理論と実際 |
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開催日時 | 2022年5月29日 (9:00開始 16:10終了) |
開催場所 | オンライン開催 |
対象 | 理学療法士 4年目~40年目 |
定員 | 50名程度 |
参加費 | 会員4000円 その他・非会員8000円 |
備考 | 認定領域:登録理学療法士の更新に必要な区分12 137(咀嚼摂食嚥下の理学療法)において6ポイント、専門・認定理学療法士の更新に必要な6点が取得できます。(登録理学療法士または専門・認定理学療法士どちらの更新に使用するかはご自身で決めていただきます。) |
申込期間 | 2022年5月20日(金)正午まで |
申込方法 | 事前申込 理学療法士協会所属で、前期・後期研修が未修了(登録理学療法士未取得)の方は、受講可能ですがポイント・点数の付与ができません。ご理解の上、お申し込みをいただきますようお願い申し上げます。 |
お問い合わせ先 | 摂食・嚥下講習会事務局 |