スポーツ現場で求められるPTの役割と備えるべき技能 ~パラスポーツを支えるPTになるために~
『2020東京パラリンピックが開催決定となった後より、障がい者スポーツを取り巻く環境が変わり始め注目が集まっている。日常生活活動能力の獲得後のステップと思われていたスポーツ活動に対しては、医療保険制度の範疇では限界があり、一般医療機関の理学療法士と、障がい者スポーツの間には未だ距離が感じられる。
理学療法は“障害を有している人”が対象であり、スポーツ理学療法の対象に“障害を有している人”が含まれることは自然なことである。しかし障害を有しているが故に、スポーツ活動によって身体に何らかの負担が掛かり、スポーツ外傷や障害を発生する可能性が高まる。これを適切に予測、対応できるのは理学療法士の専門性の一つである。怪我を未然に防ぎ、より高いパフォーマンスを発揮するために必要な理学療法アプローチが必要である。 理学療法士がその専門性を活かし、各地域における障がい者のスポーツ活動へ積極的な支援を行い、パラリンピックを頂点にした高い競技レベルの障がい者スポーツ選手の支援のみならず、全ての障がい者が普通にスポーツを楽しめる社会の構築に寄与できることが望ましい。 今回は現場に求められる理学療法士としての役割と技能ついて導入部分から基本的な点について述べていきたい。』
研修会終了後にアーカイブ動画の準備が整い次第、視聴用のURLをお送りいたします。
アーカイブ動画は一定期間視聴可能となっております。復習にお役立てください。
※都合により、本研修会は事前録画の配信となりました。
イベント名称 | 令和4年度 生涯学習センター主催研修会 |
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開催日時 | 令和5年1月18日(水)19:00〜20:30 |
備考 | 講師:東山 学史 氏(大阪回生病院) |
申込方法 | 協会マイページよりお申し込みください |