箕面市理学療法士会主催

2021年度 新人教育プログラム研修会のご案内

※新人教育プログラムC 1 神経系疾患の理学療法 ならびにC2 運動器疾患の理学療法 の単位取得が可能です
（どちらか一方のみの受講は出来ませんのでご了承下さい）

【テーマ】
一部：「脳卒中片麻痺者に対する歩行リハビリテーションの臨床実践」
二部：「人工関節置換術後患者の手術侵襲に対する理学療法士の取り組み」

【講師】
一部：医療法人社団和風会　千里リハビリテーション病院　セラピー部　
チーフ　田村哲也先生
二部：医療法人啓明会 相原病院　リハビリテーション科
岡本浩明先生　樋口慧先生　小山晴菜先生　藤原由佳子先生

【要約】
一部：私の関心領域は脳卒中理学療法である。特に、歩行リハビリテーションについては日々の臨床を通して効果的な理学療法を追求しているが、試行錯誤の連続といえる。ガイドラインを順守するだけでは満足な回復は得られず、個々の症例に対する個別具体的な治療戦略が不可欠であることは言うまでもないが、そこに臨床の難しさがある。私の発表では、回復期における歩行リハビリテーションの臨床実践を私なりのアイデアとともに提示し、当研修会に参加される皆さんと効果的な理学療法について考える機会としたい。

二部：人工関節置換術後のみならず、その他整形外科手術後の理学療法において、侵襲組織や血腫にどう対応するのか悩んだ経験はありませんか？組織が治癒するまで…血腫がなくなるまで…手術部を『触らない』『運動させない』ということはないと思います。しかしながら、実際、何もすべきではないのか？実施すべきだとしたら何をすべきなのか？また、どの時点でどこまで実施すべきなのか？という点について、明確な基準は見当たりません。したがって本講義では、学術的な根拠を示すことはできませんが、理学療法評価と運動器超音波検査を用いて、臨床的な見解を述べさせて頂きたいと思います。

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